このblogは上島珈琲店を“もっと知りたい”お客様へ向けての場所。
今回はコーヒーで炊いた餡を使用した珈琲店ならではのあんぱん「十勝あずきのミルク珈琲あんぱん」のご紹介です。
はたしてあんぱんは洋菓子なのか、和菓子なのか。
そのことを考えるといろんな意見がありそうなので、こちらでははっきりと定義はいたしませんが、あんぱんは和と洋の境目にある日本生まれの菓子パンです。
その美味しさは1874年に考案されてから今もなお、人気の衰えない定番のおやつ。
コーヒーと合わせていただく人も多くいらっしゃると思います。
上島珈琲店ではその日本で愛される「あんぱん」を、よりコーヒーに合う設計に進化させようという想いから、開発が始まりました。
餡をコーヒーで炊く
「十勝あずきのミルク珈琲あんぱん」の餡は、当店オリジナルのネルドリップコーヒーで炊いています。
使用する小豆は『小豆の王様』と評される北海道産の十勝あずき。
ふっくらと炊きあがり、風味の良い餡は、ネルドリップコーヒーと共に炊かれる事でより上品な香りとコクを身にまといました。
そしてその餡を包むパンは、しっとりもっちりしたパン生地。
ショーケースに陳列しても硬くならないよう開発した生地です。
このパン生地がコーヒー餡を優しく包み、まるでケーキのような食感となっています。
美味しいひと手間
こうしてお店にあんぱんが届きますが、そこにお店でさらにひと手間を加えます。
それはお店で作ったホイップクリームを注入すること。
ウインナーコーヒーやミルク珈琲系のドリンクでおなじみの、あの甘さ控えめのホイップクリームです。
酪農王国 「根釧」地区の生乳のみから作られたクリームは、豊かなコクと芳醇な乳風味が特長的な味わい。
そのクリームをあんぱんに注入して、「十勝あずきのミルク珈琲あんぱん」の完成となります。
オリジナルのあんぱん袋に包み、みなさんにお届けしています。
コーヒー餡とホイップクリームを包んだ、コーヒーに合う美味しいあんぱんをぜひお試しください。
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