このblogは上島珈琲店を“もっと知りたい”お客様へ向けての場所。
今回は上島珈琲店が毎年お届けする期間限定商品「日本蜜蜂のはちみつミルク珈琲」のご紹介です。
2009年から販売を開始して、今年で8年目。
上島珈琲店のロングランの人気ミルク珈琲です。
当店の定番商品「ミルク珈琲」に「日本蜜蜂のはちみつ」を添えてご提供しています。
ミルク珈琲の味を引きたてながら、飲み終わった後も余韻を愉しめる一杯です。
日本蜜蜂のはちみつとは
様々な花から集めた蜜は別名「百花蜜」と呼ばれています。
単体の花から集める蜜とは違い、香り高く、まろやかで、深いコクが特長です。
日本蜜蜂は日本古来の在種。
気難しく、気に入らない環境で飼育されるとすぐに逃亡してしまう性質があります。
そのため、養蜂が難しく生息数が少ない野生種と言われています。
はちみつは西洋蜜蜂が多くのシェアを占めており、
あえて日本蜜蜂の養蜂をする農家は現在とても少なくなっています。
現在はちみつ農家で養蜂されている蜂は、大きく分けて「西洋蜜蜂」と「日本蜜蜂」がいます。西洋蜜蜂は1種類の花から蜜を採取するのに対し、日本蜜蜂は多種の花から蜜を採取します。
また西洋蜜蜂は年に数回採蜜がかのうですが、日本蜜蜂は年に1度しか採蜜できません。
そのため「幻のはちみつ」という別名もあります。
他にも西洋蜜蜂と日本蜜蜂の違いは、こちらをご覧ください。
紀州和歌山産 日本蜜蜂のはちみつ
そんな貴重な日本蜜蜂のはちみつ、上島珈琲店ではその数少ない養蜂家の中から紀州和歌山産の日本蜜蜂のはちみつをご提供させていただいています。
また和歌山県のなかでも、南のものは糖度が高く(約80度)濃い味わい、北のものはやや糖度が低く(約77度)フルーティで香り高くなっています。
一般的には糖度が高いものが好まれますが、ミルク珈琲に合わせて味覚設計をした場合、北の香り高いフルーティな蜂蜜の方が相性が良い事がわかりました。
そのため、上島珈琲店の日本蜜蜂のはちみつは香り高くフルーティーな北のものを届けております。
自然のブレンド、今年だけの味
いろいろな花から集められた「日本蜜蜂のはちみつ」。
その味はまさに自然のブレンドで、毎年味わいが変わります。
ぜひ今年の味を味わってみてください。
0コメント